ことしもあとわずかとなりましたね。 なんだ、オモチャのマイクじゃーないか アレッ、XLRコネクタまで付いているぞ、袋の上からだけどSWも動く。 安物マイク外筐なのかな~。 これを知った友人から強い依頼がありShinさん実にこまった。 「この中にマイクを仕込んでほしい」というムチャクチャな話だ。 Shin:「ほんとうにオモチャですよ。」 そんな事であきらめる相手ではない、「ますます面白そうだから動作するマイクにしてほしい、シャレの通じるミュージシャンに本番で使ってもらうんだ」、と結局押し切られてしまった。 されば・・・マイクユニット決め。 シャレとはいえ本番ステージで使えるユニット、以前ヤフオクで入手したマイク2本セットで海外仕様のワイヤレスマイク(ゼンハイザーとShureのパクリ)。 国内では使えないモノ、ただしマイク音声は一級品なのでこのユニットは」何かに使えると思い、保管していた。 特性・音質ともBETA58に良く似ていると思たが、録音比較したら何とAKG D190Eと酷似、途中すり替えて身代わり録音してもまったくわからないほどだ。 くだんのリカちゃんマイクにドンピシャ装着できた。 このペラペラグリルを装着するとその固有鳴きがひどく到底使い物にはならない。フロントとサイドを音響抵抗(フェルト)で処理し、ここの音響的Qを下げた。 フェルト処理、フロントは2枚でチューニング 数種類のマイクとの録音音声比較を行ったが、特に1970年代一世風靡したAKGのD-190E(ビールズで有名なD-19の後継機)とのAB比較ではその差がまったくわからないほどの出来となった。 どうやら ※注:このオモチャに付いているキャノンオスは電極がやや細く、ノイトリックでは接触不良気味。ITT CANONでは問題ない。 かくしてかつての名機をチューニング・デザインし、本番に耐えられる変なマイク の完成となった。 このムチャクチャマイク、外観はおフザケだが予想外のイイ音、と友人はお気に召した様子。 これでいいのだ 以上 (お知らせ) モノ作り日本もっと元気出せ merry X’mas
いつものダイソー。
「なんじゃコリャ」、とりあえず買って帰った。 「リカちゃんマイクみたいな~」
「ペラペラのプラスチックで安っぽ~いし、やめたほうが」とダメ押しするが・・・
これでもあきらめてくれない?
工芸品のように美しいAKGの名機 D-190Eキラキラ・ラメやお星さま、★
ハートでデコるらしい。
fetⅡ、fetⅡi、fet3など、ご注文により人気機種の製作を承っておりますのでお問い合わせください (オリジナル・パーツで製作)
(Shinの「ファンタム式パナ改マイク」は従来通りPanasonic WM-61A使用です)
管理人(Shin) ShinさんのPA工作室
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1531:「おいおい」オモチャのマイクじゃないか
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